(2019年5月1日 令和になりました)
ここにたどり着いたということは、少し未来が読めていて、それでいて真面目な方ですね。「人工知能(AI)」に自分の仕事が奪われると心配するのをやめて、『AIを使う側になれば良いんだ』と気づいた方ですね。必要としている情報が、このサイトにあります。
このサイトに間違って来てしまった方は『なんだ資格マニア向けのサイトか』と思って帰ってしまうと思いますが、そんな方も少しだけ読んでもらえれば、将来を良くする方法を渡せると思います。
『社内にAI人材が欲しい』と言い始めた
わたしは、人事を担当しています。
キャリアアップをしたい方、就活中の方に、今一番お薦めしているのが、
AI技能と英語を身につけることです。
リストラや人工知能のニュースを聞くまでもなく、今後の厳しい状況に備えて行動に移している人も多いと思います。副業をするにも転職するにも出世するにも起業するにも、今の実力のままで大丈夫と思っている人は少ないでしょう。そう考えて、勉強を始めて資格としてカタチに残そうとしている方もいると思います。「資格」は馬鹿にできません。資格と学歴は公平性のある判断材料として、まだ価値がありますからね。
しかし、私は、資格を取ることを薦めるためにこのサイトを作ったわけではありません。
今年の夏「AIの国家戦略」が策定されるという話、聞いたことありますか?来年には、約5万人のAI人材が不足して、IT人材まで広げると約30万人が不足するので、政府がAI人材の育成、研究開発、ベンチャー支援などに乗り出しますという内容です。「AI人材の獲得競争が激しくなっている」というニュースなら聞いたことがあるもしれませんね。
人工知能は、電気やインターネットと同じく、原理が単純で、様々なことに応用できる技術
なので、これから多くの職場や、家庭、機械などに組み込まれていきます。
AIの最新の研究は続いていますが、みなさんのビジネスに活かせる「AIの手法」は、すでに開発が終わっています。つまり、AIを正式検討して問題ない段階に すでに なっているということです。
2019年の目立った傾向は、AIを検討している会社の多くが『社内にも、AIに精通した人が欲しい』となり社内育成に本腰を入れ始めた点です。AI開発会社に外注するにも、導入後にそのシステムを運営していくにも「社内のAI人材」が必要ですからね。
AI人材というと「AI開発会社に入る人」と思われがちですが、そのAI開発会社の数十倍以上の人が必要なのが「一般の会社で働くAI人材」です。
現在、転職や起業を考えている方、大学生の方、今の会社で存在感を高めようとしている方は、これから深刻化する「AI人材不足」に対して先回りすることをお薦めします。
このサイトは、そのための「最適な始め方」と「勉強の仕方」「仕事への活かし方」を提供していきます。
英語に投資する価値はまだある?
今から、英語だけに長い時間を投資するのはお薦めしません。
英語の価値について、こういった意見があります。
日本人が英語を学ぶ必要がないとまでは言いませんが、英語ができればすごく有利という時代は既に終わりなのではないでしょうか。これまでなら、英語ができればアメリカ人やイギリス人と仕事を奪い合えたのに、これからは英語ができても、仕事を取り合う相手はフィリピン人やインド人です。各国の一人当たり所得を思い浮かべれば、高いコストをかけて英語を勉強しても、報われるレベルは大きく違ってくるだろうと容易にわかるはずです。
ちきりん『マーケット感覚を身につけよう』
「仕事✕英語」というキャッチコピーを見たことはありませんか?これは『英語によって、アナタの仕事の価値は、何倍も上がる』というものです。しかし、これは、多くの人にとって「当てはまらない」のではないでしょうか。(英語の先生や、通訳者などは「仕事=英語」なので除きます)
『TOEIC800点とったら、特別ボーナス』という一時的なものを除くと、英語が「仕事の価値を倍にしてくれる」という幸運な方は少なんじゃないでしょうか。
もし、英語を使えるとアピールして「給料が大きく上がる展開」へ持っていける方なら、そのまま英語だけ勉強しても問題ないでしょう。しかし、多くの方にとってそんな展開の可能性は低く、褒められるだけか、都合よく必要なときに翻訳を頼まれるだけだったりはしないでしょうか?
このように冷静になって考えてみた時、「英語をこのまま続けるべきか?」私も悩みました。『英語は、すぐに元が取れる投資対象ではなくて、人生の長い時間をかけて恩恵を受け取っていくもの』と自分に言い聞かせて勉強を続けたこともあります。
自分自身ならこんな風に納得させてやればいいだけです。しかし、周りの人に自信をもって英語を勉強し続けること薦められるでしょうか?『人生の長い時間をかけて〜』というけれど、これからのAIや先端技術をちゃんと考えないで、こんなアドバイスできるでしょうか?
『AI翻訳の進歩を考えると、英語の勉強を続ける価値はあるんだろうか?』と普通は思いますよね。実は、AIの勉強を始めると この不安は変わっていきます。
これからは、仕事+AI技能+英語
これからは「仕事+AI技能+英語」で、希少価値の高い人材になることをお薦めします。
周りのエンジニアは「仕事+AI技能」ですでに高給を得ていますが、英語を勉強して海外の会社で働くことを考えています。AIエンジニアを必要としている海外の会社なら1千万円以上は当たり前のように提示してくれます。私はエンジニアではなく、彼らほどの給与はもらっていませんが、英語とAIの勉強のお陰で役職も増え、結果として満足のいく給料になりました。
英語だけ勉強するよりは大変ですが、TOEICと「ディープラーニング・ジェネラリスト検定(G検定)」を利用すれば、どんな方法よりも早く、価値のあるAI人材になっていくことが出来ます。このサイトでは、その目標を早く達成するための方法を詰め込みました。自信をもってお薦めできるものばかりです。
私は、この方法で1年でTOEIC 540点 から 820点 に上げ、その後 935点を取り、海外法人担当になりました。「G検定」を合格した後は、機械学習を教える立場にもなりました。
次に、G検定とTOEICの2つを両立するメリットを見ていきましょう。