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「使うだけで」TOEIC15点アップの道具たち

15点アップの道具

800点に近づいてくると、勉強しても勉強しても点数が上がらない時期が出てきます。

その停滞期は誰もが経験します。しかし、ここで踏ん張って勉強を続ければ、予想以上のスコアアップという結果になって、あなたの努力に報いてくれます。

そうは言っても・・・この時期、不安でしかたがないですよね。

使うだけで「15点アップするアイテム」があるので、使っみてはどうでしょうか。6つあります。

  1. 腕時計
  2. 2.0cm シャープペン
  3. 滑り止めクリーム
  4. フリクション、極小ポストイット
  5. 音が良くないスピーカー
  6. Kindle

① 腕時計

この腕時計「W-735H」をテスト中に使います。

W-735H

6分経過したらバイブ(振動)で知らせる」ように設定するだけです。

試験中に音がなると注意を受けるので、必ず音が鳴らないようにバイブレーション機能をONにしておきましょう。次に「タイマー」の設定画面で「6分」に設定します。

W-735H画面アップ

本番では、このように使います。

Part5
Part6・・・ここまでで18分(6分×3回
Part7「176〜180」・・・・6分
Part7「181〜185」・・・・6分
Part7「186〜190」・・・・6分
Part7「191〜195」・・・・6分
Part7「196〜200」・・・・6分

これで、頻繁に時計を見る必要がなくなり、テストに集中できます。

Part5を解き始めたら「STARTボタン」を押す。6分経過すると振動するので、もう一度ボタンを押す、6分後に振動したらまたボタンを押す、6分後に振動しPart6まで終了。

Part7の「176」から解く。「STARTボタン」を押し、6分後に振動したら終了。次のページに移動。(この動作を5回繰り返す)

「147」に戻り、ここからは、もう一つ持参した「アナログ時計」をみて、最後まで解きます。

ありきたりな機能ですが、バイブ機能が付いて安い時計だと、この「W-735H」になります。今まで本番で使ってきて、一度もトラブルが起こっていないので信頼しています。

 

もう一つ紹介します。これもカシオ製の「AE-1300WH」です。

残念ながらこの時計は「音」が消せないため本番では使えないので、普段の勉強で使います。この時計は「Part5から7までの走るペース」を練習するのに便利なんです。

AE-1300WH

この時計に、Part5からPart7の「時間配分」を設定します。

時間設定

INT1:Part5は「10分」
INT2:Part6は「8分」
INT3:Part7のダブル文書1つ目は「6分」
INT4:Part7のダブル文書2つ目は「6分」
INT5:Part7のトリプル文書1つ目は「6分」
INT6:Part7のトリプル文書2つ目は「6分」
INT7:Part7のトリプル文書3つ目は「6分」
INT8:Part7の147から171までは「23分」
INT9:Part7の172から175までは「4分」
(設定できるのは、9つまでです)

設定した時間になると『ピー』という音が1秒ほど、最後に『ピピピーッ』という音が5秒ほど出ます。この音をOFFに出来れば、本番で使えるのですが、残念ながらできないようです。

 

実は・・・・この2つの時計の「欲しい機能」が合わさった腕時計があります。この「TIMERS 11」です。サッカーの審判用として人気があった機種ですが、生産終了となってしまい、現在中古だと1万円以上します。

統計TIMERS11

私は以前これを使っていましたが、STARTボタンが故障してしまい使えなくなってしまい、最初に紹介した「W-735H」を使い続けています。(この「TIMERS 11」と同じ機能のある腕時計を見つけたら紹介しますね)

 

② 2.0cm シャープペン

2mmペン

次は、この2.0mmシャープペン「三菱鉛筆 シャープペン ユニホルダー 2.0」です。

マークシート用として人気なのが、「1.3mmシャープペン」です。(下の左の画像)普通のシャープペンよりも芯が太いので、早くマークできます。それならば『より太ければ、スピードアップして、問題を解く時間につかえる』と考えた私は、右の「コヒノール 5.6mm」を最初使いました。

1.3mmと5.6mm

この「コヒノール 5.6mm」は、ひと塗りでマークできます!
しかし、ハミ出します!時々となりの○まで塗られてしまうことがあり「2.0mmシャープペン」に変更しました。

太さmm比較

2.0mmは、残念ながら「ひと塗りでマーク」することは出来ません。1.5回塗りする必要があります。どうにかして「ひと塗りでマーク」を実現できないかと考えて、以下のグリップを導入しました。「トンボ鉛筆 Yo-i もちかたくん はじめてセット ND-KYFR 右手用」です。

このグリップを付け、ペンをクルクル回せないようにして「太く平らになった芯先を維持する」ことが出来ます。これで「ひと塗りでマーク」が実現できました。

ペングリップ

狂気じみた執念に思われると思います。私も書いていて思いました。皆さんはこんなことに時間を使わずに、これを使うか使わないかだけ考えればいいと思います。

ちなみに、試験官からこのグリップを注意されたことは1度もありません。

 

③ 滑り止めクリーム

指グリスと指サック

これは、滑り止めのクリームです。

指が乾燥して、問題用紙がめくれないことが、よくある人は使うといいでしょう。TOEICの問題用紙の「紙」はツルツルしていて、めくり難いですからね。

指サックは試験会場に「持ち込みOKと書いていない」ので、私はクリームにしました。

 

④ フリクション、極小Post-it

フリクションと極小ポストイット

この2つは、試験本番ではなく「普段の学習」で使います。

1つ目は「フリクション ライト」と「フリクション ボールペン赤・黒」です。

問題集には、遠慮なくガシガシ書き込みましょう!フリクションなら「あとから消せる」ので、躊躇わすに書き込めます。『ページ丸ごと消したい』となったときには、アイロンを使うといいです。私は今まで何度もアイロンを使ってきました。アイロンを使うと一瞬で消えて、想像しているよりも短時間で1冊消し終わります。問題は、アイロンを使った後、紙がたわんでしまうことです。しかし、このたわみは数日たてば気にならない程度になります。重い本を載せて数日そのままにしておくといいでしょう。

次は「ポストイット 付箋 見出し 25×7.5mm 100枚x混色10個」です。

本を急いで読みたい時、フリクションでマークする時間も勿体無いときがあります。ドッグイヤーと呼ばれる「本の角を折り曲げる」方法だと、後から「自分が気に入った箇所」を見つけるのに時間がかかります。そこで、この極小のポストイットを使います。これを机に貼っておいて、気になった行にペチペチ貼っていくだけです。安いので剥がした後は捨ててしまえばいいだけです。これのお陰で、早く本を読みつつ、後で重要箇所を振り返るのも楽になりました

 

⑤ 音が良くないスピーカー

スピーカー

これは「自宅」で使うスピーカーです。安ければ何でも構いません。

英語をイヤホンでしか聞いていない人は、本番の「音質の悪い英語」に苦戦してしまうでしょう。TOEICの会場が「学校」だった場合、古いCDプレイヤーが使われることが多く、音質もそこまでよくありません。

音のよくないスピーカーで聞くなんて、私も馬鹿らしくてずっとやっていませんでした。英語はいつもイヤホンで綺麗な音で聞いていました。しかし、実際に人と会って英語を話す時に、環境音が気になって聞き取りにくく感じました。それ以来、英語も日常生活のノイズが入った状態で聞くようにすることで、試験中もリスニングしやすくなりました。

 

⑥ Kindle

キンドル最後は「Kindle」です。

外出する時、何冊も本を持って歩きたくないので、全ての教材のPart3とPart4の「スクリプト」を入れて持ち歩くようにしています。

キンドル英文表示まだトレーニングが十分でない「音声」は、1度聞いても分からない箇所が出てきます。その分からない箇所は何度聞いても分かりません。その部分を放置せずに、すぐにスクリプトを見て、意識して聞いたほうが何倍も効果があります。そのために、いつもこれを持ち歩いています。

作り方を簡単に説明します。スマホで撮影して、それをPhotoshopのバッチ処理で全て「モノクロ化」と「画像縮小」を自動でやってもらい、Kindle内の「image」フォルダに入れるだけです。

「Kindleの電子書籍」で買えば、この手間がかからないものもあるのですが、電子書籍は書き込みの自由度がないので、私は「紙の教材」を買っています。電子書籍もメリットが多いので、好きな方を買えばいいと思います。

紹介は以上になります。

全部のアイテムは必要ないので、気に入ったものだけ使ってみてくださいね。