昨日7月2日に「G検定」試験が行われました。受験された方、お疲れ様でした。
わたしは、3月に受験できなかったので、半年ぶりのG検定になりました。
新シラバスから出題傾向は大きく変わっておらず、試験対策がしやくなりましたね。
今回も試験に出題された全191問をまとめました。
受験された方で復習したいと思っている方や、今年最後の試験を受けようとしている方のお役にたてたら幸いです。下のリストを表示させながら、『公式テキスト第2版』を読むだけでも、格段に試験対策がしやすくなると思います。
全191問 問題リスト
出題された問題をそのまま書いてしまうのは禁止行為なので、ザックリとした内容を書いています。
■「対策」・・・『公式テキスト第2版』だけでは対策が難しい問題は【⚠】としました
番号 | 内容 | 対策:難 |
1 | 誤差関数 | |
2 | 音声処理の説明 | ⚠ |
3 | GANのジェネレーターの説明 | |
4 | パラメータのノルムにペナルティを課す手法 | |
5 | ディープラーニングの説明 | |
6 | レコメンデーションに関する説明 | |
7 | 確率を出力する際に有用な活性化関数 | |
8 | ランダムサーチとグリッドサーチの説明 | |
9 | データの網羅性を向上させる取り組み | |
10 | AI・データの利用に関する契約ガイドラインの説明 | |
11 | STRIPS | |
12 | TPUの説明 | |
13 | スキップグラムの説明 | |
14 | MobileNet | ⚠ |
15 | ドメインランダマイゼーション | ⚠ |
16 | Self-Attentionの説明 | ⚠ |
17 | 意味ネットワーク | |
18 | バギングの説明 | |
19 | 6面体サイコロの出る目の確立:Xの期待値 | |
20 | Faster R-CNN | |
21 | 正解率と再現率の式 | |
22 | 隠れ層:多層パーセプトロン | |
23 | LSTMを構成する要素 | |
24 | 第一次AIブーム:探索・推論 | |
25 | 二重降下現象が発生し得るネットワーク構造 | |
26 | ミニバッチ学習 | |
27 | プルーニング | |
28 | EfficientNet | ⚠ |
29 | チューリングテストの説明 | |
30 | 音韻・音素 | |
31 | ブースティングの説明 | |
32 | RNNの再帰構造 | |
33 | 深層信念ネットワーク | |
34 | 正規分布の説明 | ⚠ |
35 | セマンティックWeb | |
36 | CNN:全結合層 | |
37 | 単純パーセプトロンの欠点 | |
38 | 深層生成モデル | |
39 | マルチモーダル | |
40 | オンライン/バッチ/ミニバッチ学習のデータ数 | |
41 | TransformerのEncoder側のAttentionの種類 | ⚠ |
42 | ビッグデータの活用事例 | |
43 | 匿名加工情報の説明 | ⚠ |
44 | ブロックチェーンの説明 | |
45 | シグモイド関数 | |
46 | TF-IDFの説明 | |
47 | AIシステム開発のステークホルダーのニーズ把握 | |
48 | 2019年1月施工の改正著作権法30条の4第2号 | |
49 | ハイパーパラメータに該当するもの | |
50 | 学習済みモデルを知的財産として保護する場合 | |
51 | データ拡張の手法 | |
52 | AIにおける透明性 | ⚠ |
53 | 勾配降下法のパラメータ更新 | |
54 | ReLU関数に負の値Xを与えた際の出力値 | |
55 | 誤差逆伝播法の説明 | |
56 | Mini-Max法の改良、αβ法 | ⚠ |
57 | 深層強化学習の応用 | |
58 | ディープフェイク | |
59 | OpenAI Five | ⚠ |
60 | MLOpsの説明 | |
61 | 炎上対策における留意点 | |
62 | U-Net | ⚠ |
63 | GLUEの説明 | ⚠ |
64 | 半教師あり学習の特徴 | |
65 | 過学習を防ぐ有効な手法 | |
66 | インスタンスセグメンテーション:Mask R-CNN | |
67 | AIのビジネス利活用 | ⚠ |
68 | Dilated Convolutionの説明 | ⚠ |
69 | 回帰問題・分類問題の説明 | |
70 | プルーニング | |
71 | 物体識別タスクに用いられるモデル | |
72 | Adversarial attacksの例 | |
73 | 早期終了、二重降下現象 | |
74 | Cutout | |
75 | 主成分分析(PCA) | |
76 | ビジネスで決定木やその派生が使用される理由 | |
77 | 転移学習・ファインチューニングの説明 | |
78 | GPT-3の説明 | |
79 | データがもたらす偏りや偏見の説明 | |
80 | モンテカルロ法 | |
81 | RNNの説明 | |
82 | 箱ひげ図から読み取れる状況説明 | ⚠ |
83 | 量子化 | |
84 | Partnership on AI、信倫理的に~、多様な背景~ | |
85 | 知識ベースと推論エンジン | |
86 | ILSVRC | |
87 | バイアス・バリアンスの説明 | |
88 | Seq2Seqの説明 | |
89 | VAE | |
90 | 物体検出タスクの説明 | |
91 | IBMのワトソン:2011年クイズ番組出演時の説明 | |
92 | 画像のスタイル変換の学習でデータの制約が少ない手法 | ⚠ |
93 | 個人情報保護法の説明 | ⚠ |
94 | 発音音声の周波数のピークを示す用語 | ⚠ |
95 | シンボルグラウンディング問題 | |
96 | イテレーション | |
97 | データの利用条件をレビューする際の留意点 | ⚠ |
98 | Adversarial attacksと最も関連が深い内容 | |
99 | DCGANの説明 | |
100 | PoC、準委任 | ⚠ |
101 | IoT | |
102 | VGGとResNetとの相違:スキップ構造の説明 | |
103 | コールドスタート/コンテンツベース/協調フィルタリング | |
104 | ディープフェイクの説明 | |
105 | AIの軍事利用の説明 | ⚠ |
106 | CRISP-DMの説明 | ⚠ |
107 | 単体として個人情報とみなされるデータ形式とは | ⚠ |
108 | 個人情報保護法の説明 | ⚠ |
109 | カメラ画像の取扱い方:個人情報保護法 | ⚠ |
110 | エキスパートシステムの限界 | |
111 | 活性化関数の説明 | |
112 | ランダムフォレスト | |
113 | GPU | |
114 | 音声の時系列データを扱う手法やモデル | |
115 | 2つの相関係数の値 | ⚠ |
116 | N-gram | |
117 | Attentionの説明 | |
118 | DenseNet | ⚠ |
119 | 大域最適解、局所最適解、ハイパーパラメータ | |
120 | 機械学習を利用するアプリケーション | |
121 | 分散・中央値・標準偏差・平均 | ⚠ |
122 | BPTT | |
123 | 教師強制の説明 | ⚠ |
124 | 転移学習の説明 | |
125 | 強化学習の価値関数の説明 | ⚠ |
126 | 限定提供データの説明 | |
127 | k-分割交差検証を用いると効果的な状況 | |
128 | CTC(Connectionist Temporal Classification) | ⚠ |
129 | ε-greedy法:一定の確率でランダムに行動 | ⚠ |
130 | 早期終了で指標とする数値 | |
131 | ソフトマックス関数 | |
132 | オートエンコーダの説明 | |
133 | オープンイノベーションの説明 | ⚠ |
134 | AlexNet | |
135 | 不正競争防止法の「営業秘密」の説明 | ⚠ |
136 | 系列データを扱うディープラーニングに関する説明 | ⚠ |
137 | プライバシー・バイ・デザインの説明 | |
138 | AIシステムの開発を外部と連携して行う際に注意すること | |
139 | 分類問題におけるGAPの説明 | ⚠ |
140 | 構文解析の説明 | |
141 | オープンデータセットを利用する際の留意点 | ⚠ |
142 | 深層強化学習の特徴 | |
143 | 混同行列:予測と正解の統計表への説明 | |
144 | 平均値プーリングの処理の説明 | ⚠ |
145 | バッチ正規化の説明 | |
146 | ドロップアウトの説明 | |
147 | 収集したデータセットの扱い | |
148 | ビッグデータの特徴:3つの「V」 | |
149 | アノテーション作業の説明 | |
150 | ディープフェイクの説明 | |
151 | PCMの音声をデジタルデータに変換するステップ | ⚠ |
152 | GPGPU | |
153 | 正則化を行う目的 | |
154 | BoWによる処理の説明 | |
155 | 計算グラフ:a ☓ b + d = e | |
156 | 次元の呪いへの対処法 | |
157 | 双方向リカレントニューラルネットワークの説明 | ⚠ |
158 | プライバシー・バイ・デザインの観点からの評価 | |
159 | AIの開発契約において留意しなければならないこと | ⚠ |
160 | ResNetが考案された背景 | |
161 | CNNにおいて判断基準となる画像部位を可視化する手法 | |
162 | ReLU関数 | |
163 | AIの倫理・信頼性に関する動向 | ⚠ |
164 | 正解率・再現率・適合率 | |
165 | AIの推論精度の取扱い | |
166 | AIシステムのクラウド活用のメリット | |
167 | A-D変換 | |
168 | AIの説明の代表的な手法 | ⚠ |
169 | DNNの順伝播の計算 | |
170 | マルチエージェント強化学習の特徴 | |
171 | AI効果の説明 | |
172 | 音声認識においてメル尺度の考えが重要である理由 | ⚠ |
173 | Inceptionモジュールの構造の説明 | |
174 | フォルマント周波数 | ⚠ |
175 | 収集生成データ・学習済みモデル:知的財産保護の説明 | ⚠ |
176 | LIMEの説明 | ⚠ |
177 | AIプロジェクトの体制構築の説明 | |
178 | RNN Encoder-Decoderの中間層の次元の説明 | ⚠ |
179 | 訓練データにテストデータが紛れ込んだ場合の問題 | |
180 | 脳神経回路の特徴 | ⚠ |
181 | データポータビリティ、新興企業による新規サービス創出 | |
182 | カテゴリ変数をOne-Hot Encodingした際の説明 | ⚠ |
183 | ディープラーニングの性質 | |
184 | ハイパーパラメータの説明 | |
185 | 全結合層を入れ替えたCNNを再学習させる効率の良い方法 | |
186 | ランダムフォレスト:決定木 | |
187 | 強化学習:マルコフ決定過程の説明 | ⚠ |
188 | プルーニングの説明 | |
189 | BPTTの説明 | |
190 | 主成分分析、デンドログラム | |
191 | モデルの解釈性に関する説明 | ⚠ |
G検定の累計合格者は5万名を突破
ここからは、2022年7月15日の「合否発表後」に書いています。
今回の受験者数は6,398名。そのうちの合格者は3,917名。合格率は61.22%という結果になりました。G検定試験がスタートした2017年からの累計受験者数は81,444名、合格者数は53,027名となりました。
合格された皆さんには「合格証」が2022年8月1日から8月15日までメールで届きます。
本日15日に、次回のG検定試験の概要が発表されました。少し驚いたのが「11月4日(金)16時から」と「11月5日(土)13時から」の2日間の開催となったことです。
G検定試験を社員に課している会社の中には、『平日の勤務時間内で受験してもらえるだけでも有り難い』というところもあることでしょう。
今回の「2日感の開催」は試験的な取り組みのようで、来年も実施されるかは未決定のようです。詳しい情報は以下のサイトをご覧ください。
今回合格できなかった方も、あと3ヶ月ちょっとで次の試験があります。今のうちから対策を立てて取り組めば必ず合格できます。頑張ってください!